岐阜県の美並町にある星宮神社に行きました。
岐阜県観光連盟によると、鬼退治の伝説に関連のある神社だそうです。平安時代、藤原高光が鬼退治に行き道がわからなくなった時、神社の横を流れる粥川に住む鰻が正しい道を教えてくれて、鬼退治ができたそうです。
それでこの地の人は鰻を敬い、氏子は鰻を食べないと言われています。
粥川は長良川の支流ですが、湧き水が沸いているせいか、美しい川です。
星宮神社は、荘厳感あふれる建造物で虚空菩薩が祀られています。
雪が多い地域なので、社が立派なのはもちろんですが、落ち着いた佇まいの神社、その隣には円空記念館があり、堪能しました。
また絵馬は、伝説に基づいてる左利き用の鎌がついたもので、ご利益がありそうです。
神社から粥川に沿って上流へ歩いていくと、矢納ヶ淵(やとがぶち)という小さな滝が流れ込む淵があります。エメラルドグリーンの綺麗な淵で、神秘的です。
伝説の高光が、鬼を退治した矢を納めた場所だと言われていますが眺めていると、その中に龍が潜んでいるような気がしてき、なんだか元気をいただきます。