「燕は戻ってこない」桐野有生さんの小説を読みました。
実は、NHKのドラマを見て、読みたくなったからです。
「燕は戻ってこない」良質のドラマでした。
配役もよかったし、何より、ストーリーに合わせて登場人物の表情や雰囲気が変わっていくのが、よかったです。ドラマに入り込めました。
原作を読んで気が付いたのですが、脚本がしっかりしているのが、その要因の一つではないでしょうか。
原作からずれないでいて、それでもドラマならではの表現、スポットの当て方が工夫されていて、原作を読んだからこそ、よりドラマの表現の面白さを味わえたように思います。
今回はドラマと原作を読むのとが同時進行でしたが、原作もドラマどちらも楽しめて、日々が充実していたように思います。
あわただしく、心がすさむことが多い日々の楽しみであり、喜びを味わうことができました。
ありがとう、NHK。
ありがとう、石橋静河さん、 稲垣吾郎 さん、内田有紀さん。